2021年12月27日

【廃墟の片隅で春の詩を歌え】(廃墟シリーズ2、3)

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革命により王政が倒れた国・イルバス。
処刑された前国王の遺した三姉妹の末王女アデールは、最北の辺境に建つ「廃墟の塔」に幽閉され、己や国の未来のことなど考えられず、ただ厳寒を耐え生き延びるのが精いっぱいの日々を送っていた。
そんなある朝、他国に亡命していたという姉王女ジルダから手紙が届く。

「イルバスを取り戻す気があるのなら――」








時系列的には1作目より前なので読むならこの2冊からの方がいいと思います。

そしてとても面白かった。

アデールが女王になるまでの物語なんだけど色んな人の思惑が絡み合っててめちゃくちゃになってんなーと思った。

姉のジルダやミリアムもなんだけどキャラが魅力的でしたね。
ジルダとか最後相反する思いに潰されそうになってたから全てから解放されて幸せになってくれと思った。


そしてグレン。
「俺の理想のアデール」の型に嵌めようとしたのが間違いだったんだと思うよ。
元からちょっと愛情歪んでたしな…

個人的に一番好きなキャラはエタン。
女王の影として汚れ仕事を引き受けてる人。
泥を全て被る覚悟でいるからいつからかアデールに好意を持ってたけど、自分には資格がないからって気持ちは封印して彼女の幸せを祈ってる系。
薄幸の人生歩んでる人好きなんだよね。
敬語キャラだし。

1作目もそうだったけど女が強い(精神的に)から最後アデールが全部受けとめてやるから付いて来いみたいな事言って決意折らせる部分はとても良かった。





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