2022年07月27日
【八月の終わりは、きっと世界の終わりに似ている】

本当に好きだった。
こんなにも人を好きになることは、この先一生ないだろうとさえ思った。
言葉や仕草の一つ一つ、ちょっとした表情の変化、笑い声、髪から香る石鹸のにおい……思い出すと息が苦しくなる。
まるで肺の中に、炭酸でも入っているみたいに。
――透子。
高校二年の夏。
心臓の病が原因でなくなった彼女のことを、未だ引きずっていた成吾。
あれから四年。交換日記の空白に綴られていく新しい返事。
それは見間違えようもなく、透子の文字だった。
そこまで捻った内容ではなかったから個人的には思ったよりも普通だったかなという印象。
ネタバレあります。
これあらすじ読まずに読み始めたけど最初の方に出てきたラムネ瓶の中の紙切れって描写があった時にこれは多分重要アイテムだろうと気付き、お祭りに行った時に持って帰ったヒビの入ったラムネ瓶でほぼ察してしまったんだよね…
そしてそれと同時に4年前の時点で介入しているだろう事が分かったからどうやっても改変出来ないんだろうなぁという事もね……
友達である多仁の「過去なんか変えなくても"今"の悪いところは"今"治せると思うんだ」という言葉が全てを表していたように思う。
最終的に自分がどうなるか分かっていてもその選択をした透子は強い人だと思うし、その透子からの手紙を受け取った成吾はこれでやっと透子を思い出に出来るようになったから結果的には良かったのかなと思うけど。
まぁ死なずに生きる未来が一番だったのは間違いないんだけど…
ネタバレあります。
これあらすじ読まずに読み始めたけど最初の方に出てきたラムネ瓶の中の紙切れって描写があった時にこれは多分重要アイテムだろうと気付き、お祭りに行った時に持って帰ったヒビの入ったラムネ瓶でほぼ察してしまったんだよね…
そしてそれと同時に4年前の時点で介入しているだろう事が分かったからどうやっても改変出来ないんだろうなぁという事もね……
友達である多仁の「過去なんか変えなくても"今"の悪いところは"今"治せると思うんだ」という言葉が全てを表していたように思う。
最終的に自分がどうなるか分かっていてもその選択をした透子は強い人だと思うし、その透子からの手紙を受け取った成吾はこれでやっと透子を思い出に出来るようになったから結果的には良かったのかなと思うけど。
まぁ死なずに生きる未来が一番だったのは間違いないんだけど…