2022年09月22日

【冥府の王と屍人姫】

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「わたしは宵華。人は屍人姫(しびとひめ)と渾名する」
 冥府の都・ほう都に流星の如く現れた、愛と正義の英雄は、鬼神の如き強さを持つ十三歳の少女。
数百年前に実在したといわれる伝説の英雄・焔崇(えんすう)の大ファンを自認する暴力系女子だ。
しかし実のところ生前の宵華はといえば、穹国の第二皇女でありながら、病弱すぎてあっという間に死んでしまう、かわいそうな姫君だった。
さて、前のめり気味に最強屍人(=ゾンビ)となった宵華には「冥府の王に嫁入りする」という大きな目標があった。
噂ではその王様はとんでもない美形で、文武両道に優れた完全無欠の英雄らしい。
ヒーローが大好物な宵華は意気込んで王城へ向かうが、先代の英雄「東嶽大帝」から理由あって代替わりしたばかりの、新しい冥府の王「ほう都真君」は、職務放棄も甚だしい、すこぶる無気力な《働いたら負けだと思っている》駄目男だった。
予想外の人物像にドン引きの宵華だが、この真君、ただのサボりキングではなさそうで?


面白かったです。

宵華が脳筋すぎる(笑)
それに対してのヒーローの怠惰具合。
なかなか巡り合わない組み合わせだったなと思う。


という事でそんな宵華に振り回されつつ真君が少しずつ王らしくなっていく関係性がとても良かった。
年齢故の真っ直ぐさが危うく見えてそこが放っておけない真君とその2人を実はとても近くで見守っていたある方。

宵華は真君の人間の頃の名前をしきりに気にしてるからまぁなんとなーく気付いているんだと思うんだよね。
でも真君は今更自分が憧れの人だよなんて言い出せないよね。
言い出せないその理由は当初と変わっていそうだけど。

脳筋でパワフルな宵華がこれから冥府をどのように変えていくのか気になるけどこれ1冊で蹴りがついてるんだよなぁ。
まぁでも続き作れそうではあったから出たら読みたいです。

あと、天帝も青頼もビジュアルが見たいと思った。








at 21:00│Comments(0) タイトル(ま行) 

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