2022年09月23日

【帝都コトガミ浪漫譚】

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帝都で職業婦人をしている朱莉は、ある日、巷を騒がせている怪異に襲われ、住んでいたアパートが全焼する。
途方に暮れる朱莉を助けたのは、眉目秀麗な青年・智人。
彼は本に奉られた神様・言神(ことがみ)と名乗り、朱莉にある洋館の住み込み管理人の仕事を紹介する。
寝食が保証されることで住み込みを了承した朱莉だったが、案内された洋館は一癖も二癖もある言神たちの住まう、問題山積みの物件だった!?






面白かったです。

最初だけちょっと想像しにくい部分があったんだけど、神様が封じられている本とそれを扱える人の話というのがざっくりした説明。

朱莉のさっぱりした性格も良かったし、智人の人では無いがゆえに微妙に配慮が足りなくてポンコツな部分とかも良かった。
ワンコ系なのにポンコツとか残念すぎる…

そんな智人の正体は一体何かという事や朱莉が物語を避けている理由などはこの1冊で解決しているけど黒幕っぽいのは野放しになってるし宗形さんの師匠とかほぼ名前しか出てこなかったから気になる。

真宵がこれから住人が増えるみたいな事言ってたのは的中してたけどこれ以上増えたらただでさえ智人が朱莉の一番は自分って主張してるのにウザさに磨きがかかりそう。
能力的には申し分ないんだけど普段がズレてるからなぁ…

続きが出たら読みたいと思うんだけど出そうに無い気配なのが残念ではある。
もっとあの賑やかかつ愉快な日常になりつつある朱莉のその後を読んでみたいんだけど……






at 21:00│Comments(0) タイトル(た行) 

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