2022年09月28日

【後宮の烏 3、4】

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「梟」が残した羽根に、自らの行く末を重ねる寿雪。先代の戒めに反し夜明宮は孤独から遠ざかるも、寿雪自身は虚しさから逃れることが出来ずにいた。
烏妃の許には、今宵も訪問者が絶えない。
泊鶴宮での怪異は、やがて烏漣娘娘への信仰を脅かす『八真教』へと通じて? 他方、高峻は烏妃を「烏」から解放する一筋の光明を見出し、半信半疑ながらも寿雪と共にあることを決め…







だんだん面白くなってきたような気がする。


前回何やら含みのある事を告げ一次退場してしまった梟。
敵かと思ったらそんな感じでもないのか…?まだちょっと立ち位置が分からない。

そして3、4巻から出てきた暗躍していそうな方々。
彼らが烏妃についてどこまでの情報を持っているのか気になる一方寿雪達も消された歴史に関しての手掛かりを得たりと色々と関わって行く事で秘密を知っていく展開は良いと思います。
あと寿雪が1人きりでいたら分からないままだった感情を知っていくのも微笑ましい。
甘味が好きなのも可愛いポイントな気もする。
喋り方が先代譲りの尊大口調だからつい忘れがちだけど16なんだよね。

意外な人物との関係性が見えてきたりした部分もあるのでこの後何が起きるのか楽しみにしたい。






at 21:00│Comments(0) タイトル(か行) 

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