2021年03月
2021年03月30日
【ニセモノ夫婦の紅茶店~あの日の茶葉と二人の約束~】(2)

神経質で毒舌な秀二と、明るくて社交的なあやめ。
紅茶専門の喫茶店『Tea Room 渚』を営む“夫婦”は、実は4つのルールで結ばれた赤の他人同士だ。
偽りの関係を通して次第に秀二への恋心が高まるあやめだけど、気になるのは《どちらか一方の申し出で、いつでも関係を解消できる》というルールの存在で…
家族に秘密を抱える常連さん、嘘つきな女性客、そして因縁のあの人。
様々なお客さんと出会い“夫婦”は何を決意するのか─
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2021年03月29日
【ニセモノ夫婦の紅茶店~あなたを迎える幸せの一杯~】

穏やかな海辺の町、千葉の館山にひっそりと建つ紅茶専門の喫茶店『Tea Room 渚』
店を営む“夫婦”には、4つのルールがある。
1.互いの部屋には入らない。
2.共同生活に関わることは一人で判断しない。
3.本当の夫婦でないことは他言しない。
4.どちらか一方の申し出で、いつでも関係を解消できる。
神経質で毒舌な秀二と、社交的で明るいあやめ。
訳あって偽装夫婦となった二人のもとを訪れるのは、困った事情を持つお客さんばかりで……
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2021年03月28日
【氷の令嬢の溶かし方】

ぶっきらぼうながらも、世話焼きな火神朝陽と心を閉ざし、他者を寄せ付けないことから"氷の令嬢″と呼ばれる氷室冬華。
マンションの隣に住んでいるとはいえ、関わる機会がなかった二人だが、朝陽のお節介から冬華との関係性に変化が訪れ……
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2021年03月25日
【また君と出会う未来のために】

仙台の大学に通う爽太には秘密があった。
9歳のころに海で溺れ、遠い未来――2070年の世界へと時を超えて迷い込んだことがあるのだ。
現代に戻ったあとも、未来で助けてくれた女性を忘れられずにいたが、アルバイトがきっかけで知り合った八宮和希という青年に「おれは過去から来た人に会ったことがある」と告げられて…?
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2021年03月24日
【どこよりも遠い場所にいる君へ】

ある秘密を抱えた月ヶ瀬和希は、知り合いのいない環境を求め離島の采岐島高校に進学した。
采岐島には「神隠しの入り江」と呼ばれる場所があり、夏の初め、和希は神隠しの入り江で少女が倒れているのを発見する。
病院で意識をとり戻した少女の名は七緒、16歳。そして、身元不明。
入り江で七緒がつぶやいた「1974年」という言葉は?
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