2026年01月
2026年01月22日
【転生厨師の彩色記2 下】

食材不足に悩む香織と食堂のことを思い、ついに術師として王城に仕えることになった耀藍。二度と会えなくなった二人だが、いつも心に浮かぶのは互いのことばかり。
そんな時、かつて訳あって失踪した王家の末の姫の行方が判明する。その姫との結婚が決められている耀藍と、隣国との和平会談の厨師を決める料理対決に出場する香織。
誰かを想う気持ちと責務の狭間で迷う二人を待ち受けているのは―
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2026年01月21日
【僕は花の色は知らないけれど、君の色は知っている】

高校に入ってまもなく、ちょっとした一言で友達関係に“失敗”してしまった彩葉。
もう、すべてが終わりだ…そう思ったとき、同級生の天宮くんに出会う。
彼は、かっこよくて女子から注目されているけれど、ちょっと変わっている。
写真部に誘われ、一緒に花火を見たり、公園の噴水にはしゃいだり、ふたりきりでお昼休みをすごしたり…マイペースな彼に影響されて、だんだん自由になっていく彩葉。
しかし彼は、秘密と悲しみを抱えていた。
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2026年01月20日
【皇宮軍人の花嫁女官】

触れた相手を安らぎに導く不思議な手を持つ撫子は、どんな子どもも眠らせるという評判から子守りとして男爵家に勤めていた。
けれど孤独な身の上で、幼い頃から愛されることを知らなかった。
ある時、勤め先の主人に迫られていたところを皇宮軍人・朝霧優雅に助けられる。
撫子の力を知ることとなった優雅に、「厳しい教育で心を患ってしまった帝の御子――幼い東宮さまの心を癒やしてほしい」と頼まれ、撫子は彼と契約婚を交わして女官として宮廷に上がることに。
新参者への風当たりは強いものだったが、宮中の文化に戸惑いながらも、ひたむきに仕事に励む撫子。その行動が、閉鎖的だった東宮御所にやがて新風をもたらしていく。
当初は東宮のための任務と割り切り、「妻としての役割は求めない」と言っていた優雅も、徐々に撫子に惹かれていって…
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2026年01月19日
【追放令嬢からの手紙】

ある男爵令嬢を虐げた罪で、王太子から婚約破棄され国を追われた公爵令嬢のリーナ。
5年後、平穏な日々を過ごしていた王太子の元にリーナから手紙が届く。
過去を忘れたかのような文面に王太子はなにを今更!と憤る。
時を同じくして王太子妃となった男爵令嬢、親友だった伯爵令嬢、王太子の護衛騎士にも手紙が届く。
怯え、蔑み、喜び…思惑は違えど、手紙を機に彼らはリーナの行方を探し始める。
しかし誰も知らなかった。
それが崩壊の始まりだということを――
これは1通の手紙がもたらす、ある破滅の物語。
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