2023年03月30日

【十番様の縁結び 3】

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真緒は終也と共に、雪に閉ざされた二上の領地《白牢》を訪れる。
二番様を有する二上家の当主から十織へ、病床の妻のために死装束を織ってほしいと依頼があったのだ。
妻を想っての依頼だが、当の本人はこれを頑なに拒否している様子……
真緒は、持ち前の真実を見抜く瞳と真っ直ぐな心で、夫婦が互いに納得できる方法を懸命に探っていく。
真緒の身を案じながらも見守り、深い愛で支える終也。
同じころ、《悪しきもの》に負わされた傷を癒すため、白牢に逗留している先客がいて―






神在と神無しの夫婦、置いて行かれる者と置いて行く者の見解の相違、お互いを想うが故のすれ違い。
これはいつか終也と真緒にも訪れる未来。
その時が訪れるとしてもきっと2人には今回の経験が活きるのかなと思った。

真緒は絶対終也を裏切る事は無いから安心して良さそうだけど他の男と一緒にいるの見かけてモヤっとするのは仕方ないのかなぁ。


そしていくつか謎が浮上しましたね。
十織の先代の死の真相、八塚さんが自分の死を受け入れた理由、"末の皇子"って本当に志貴の事?という。
「俺が死ぬ事で俺の望みは叶う」とか意味深な事言ってたけどそれが何なのか明かされてないのがめっちゃ気になる。
あと一ノ瀬って名前がかなり出てきたから一番様の家系もそろそろ出てきそうな予感。

悪しきものが活発化した理由も多分何かあるんだろうからこれに真緒と終也がどんな風に関わっていくのかも気になる。







at 21:00│Comments(0) タイトル(さ行) 

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