日々の糧〜感想記録〜

うーん…
ヒーローに魅力を全く感じなかったからか終始盛り上がりに欠けた印象。
あとタイトルと内容に乖離があったように思うからこのタイトルにしたのが失敗な気もする。


出てくるキャラが異世界じゃなくて地続きの世界に転生してるのは別にいいんだけど、他国に嫁ごうとした先に出会った相手も記憶保持の転生者でしたってならなんで唯一ユーインだけは記憶持ってないんだよ、というのが謎すぎる。

エリアナもアルバートも前世に引きずられ過ぎでは？とも思っていて、まぁ記憶が突然蘇った訳じゃなくて最初から覚えていたなら仕方ないのかなみたいな部分もあるんだけど、同じ事情のアズラクは前世と今世の思いは別って切り離してたから好感が持てた。
最終的に今世のエリアナをちゃんと好きになったみたいでしっかり前世の想いを消化しつつも気持ちを打ち明けたので絶対彼の方がいいでしょ、と思った。


アルバートはなんか結局前世でも好きだったのはシルヴィアではなくエリアナ(リジー)って事に今世で気付いて遅すぎると思ったしエリアナはエリアナで今世は男になってるシルヴィアとアルバートを見てて辛い…みたいになってて「うん？」だったし。
ノーマルな人はいくら前世が女で恋人だったとしても受入れがたいと思うんだが…
何よりユーインには記憶がないから余計に男色の気はありません、になると思うんだが……


いつ面白くなるんだろうと思っていたけど最後まで面白さを感じる事なく終了しました。