2024年02月26日

【あした、裸足でこい。 4】

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夢だった小惑星を見つけ、自分が未来を拓く姿を証明する。
それが、二斗の失踪を止める方法だ。
そのために、真冬の長野県・阿智村で天体観測に挑む巡。
だがなぜか、真琴も一緒に行くと切り出してきて……
満天の星空の下、一周目では秘められていた夢、そして恋が動き出す。






今回はニトがどのように感じていたのか、が断片的に語られる事によって苦悩が見える作りになっていました。

ネタバレあります。





自分が有名になっていくうちに本来なら同じく光り輝いているはずだった人達の光を奪ってしまった。
それをなんとかしようと繰り返し、ついには巡の未来さえ閉ざしてしまった事を後悔していてそれにより自分の周囲さえ上手く行かなくなっていくという悪循環。
けれど今回は先の未来で失踪理由を知った巡がニトの隣に立っても恥ずかしくない自分、を目指して天体観測へと望む回だったのでニトとの交流は少なめ。
その分今まで支えてくれていた真琴との関係性が深掘りされていました。


小惑星を見付けるというのが今回の最大目標だったけど、そんな簡単に見付かったら苦労しないわ、と思っていたので見付かりませんでしたという結果は納得。
ニトはここでちょっと不安になってたけど簡単ではないことをやろうとしているんだしたった1回で諦めちゃうようなやつだったらそいつはそこまでだよと思ったよね。
まぁもちろん今回はダメだったけど諦めない!になるんだけどね。
輝くニトの隣で自分も輝く決意をした巡は最初に比べてかなり成長したと思う。


そして、最初とは違う関わり方をした真琴と巡の関係。
さらにその時には見えなかった(見せていなかった)真琴の事情がほんの少し垣間見えました。
が、それを解決しないまま未来に戻った(正確には分岐した未来だから戻るは適切では無いけど)巡はニトの失踪は防げたものの相棒真琴の悲報を知る事に。

真琴まで救っての大団円を目指すんだと思うけど家庭の問題に切り込むのはなかなか難しいと思うのでどのようにして真琴の問題を解決するのか。
次回が最後のようなので見届けたい。






at 21:00│Comments(0) タイトル(あ行) 

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