2024年06月25日
【死亡遊戯で飯を食う。6】

私・幽鬼の前に現れたもう一人の私。
それは、常人離れした私の感覚が作り出した幻影だった。
彼女の言葉に導かれ、私は一回目のゲーム〈メイデンレース〉を思い出す。
今より単純だった当時の私は、ややこしい感情を抱くことなど、なかった。
あのときの自分に還れ――と幻影は私に迫り、襲いかかってくる。
幻ゆえにその攻撃を防ぐことはできず、反撃もすり抜けてしまう彼女への対抗策――それは〈ルール〉に従った〈ゲーム〉以外にありえないと考えた私は、全盲のプレイヤー・鈴々に連絡を取った……
ゲームは面白かったけど幻影との対決、と見るとなんかちょっと微妙な回でした。
結局の所ユウキは玉藻を手にかけた事についてどう感じていたのか。
幻影が罪悪感として現れてるのか?とも思うが幻影の主張は他人の死に頓着しなかった頃の自分に戻りなよ、戻れないなら自分が代わるってものだったじゃん?
それだと罪悪感の化身が幻影ではないという事にならない?
罪悪感の化身ならもっと本人を責めると思うんだよね。
その点では幻影が玉藻の姿に見えていた時の方がよほど。
ゲームで幻影を殺そうと発砲を依頼していたけどこれが「人間性の欠如」を示しているのなら、これからのゲームを勝ち抜く為に必要なモノを手に入れた代償に人間として必要なモノを失くしてしまったんじゃないかなと思うんだよ。
1回目のゲームの時はどっきりか何かだと思っていたのもあってその後に真実を聞かされても他人を殺めたという意識が薄かったんだと思うけど玉藻に関しては違うから彼女の死をどう受け止めて乗り越えるのかと思っていただけに力技で解決された事がどうにも…
しかも結局幻影の言っていたような存在になりつつあるから本体を乗っ取れはしなかったものの目的は達成されてない?と思ったし。
エージェントとユウキの関係は今までユウキ寄りでいてくれていた理由が分かり、意外でもあったけど納得もした。
結局の所ユウキは玉藻を手にかけた事についてどう感じていたのか。
幻影が罪悪感として現れてるのか?とも思うが幻影の主張は他人の死に頓着しなかった頃の自分に戻りなよ、戻れないなら自分が代わるってものだったじゃん?
それだと罪悪感の化身が幻影ではないという事にならない?
罪悪感の化身ならもっと本人を責めると思うんだよね。
その点では幻影が玉藻の姿に見えていた時の方がよほど。
ゲームで幻影を殺そうと発砲を依頼していたけどこれが「人間性の欠如」を示しているのなら、これからのゲームを勝ち抜く為に必要なモノを手に入れた代償に人間として必要なモノを失くしてしまったんじゃないかなと思うんだよ。
1回目のゲームの時はどっきりか何かだと思っていたのもあってその後に真実を聞かされても他人を殺めたという意識が薄かったんだと思うけど玉藻に関しては違うから彼女の死をどう受け止めて乗り越えるのかと思っていただけに力技で解決された事がどうにも…
しかも結局幻影の言っていたような存在になりつつあるから本体を乗っ取れはしなかったものの目的は達成されてない?と思ったし。
エージェントとユウキの関係は今までユウキ寄りでいてくれていた理由が分かり、意外でもあったけど納得もした。
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