2024年07月22日

【神は遊戯に飢えている 8】

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世界最強チーム『すべての魂の集いし聖座(マインド・オーヴァー・マター)』の一員でもある超獣ニーヴェルンとのマーダーミステリーに勝利し、いよいよ人類未踏の領域へと近づいたフェイ。
そんな彼と仲間たちの活躍に危機感を抱いたヘレネイアは、「神々の遊び」完全攻略を阻止すべく、切り札とも言える天使の長フレイヤにフェイとの対戦を持ちかける。
そして幕を開けることになった、天使の学園を舞台にした、ゴールの場所が不明のタイムアタックバトル。
フェイたちは天使の長と配下たちを相手取り、神々の遊びの頂へ王手をかけることができるのか―







面白かったです。
表紙のフレイヤ可愛いね。

物語の終わりが見えてきたように思う。
それもあるからこそよりゲームの内容がよく練られていたなと思います。

全体的には脱出ゲームに近い感じですかね。
最初はもっと天使が妨害しまくってくるのかと思いきやかくれんぼ的要素もあり、見付かっても仲間を呼ばれなければ襲ってくることは無かったり、用意された部屋は全て意味があるだったりと時間のない中どう攻略の糸口を見つけて行くのか一緒に考えながら読めました。

ショートカット最速クリア(運要素あり)より、じっくりしっかり味わって時間ギリギリでクリア出来るか出来ないかの方が作り手側としては望んでいるというようなレーシェの発言があり、それがヒントで「時間が足りないのは最初から意図している、なら延長出来る為のギミックがどこかにある」と気付けたりフェイはフェイでギリギリの状態ではあったけど楽しむ、という事は忘れずにプレイしていたように思う。


推しのパールは相変わらず可愛かったし、ワープもやはり頼もしかった。
ネルは今回そこまで活躍した感じはしなかったけど…次回に期待かな。


なんとか9勝まで漕ぎ着けたフェイ達に立ちはだかるのは神としての姿のヘレネイアことヘケトマリア。

ブックメーカーがフェイに対して「とんでもない事をした。意図的に○○を○○させた」という空欄部分、ダークスも気付いている勝利数に関する何か、フェイが神眼レンズを点けてゲームに臨んだ理由、この辺が次回への伏線でしょうか。







at 21:00│Comments(0) タイトル(か行) 

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