2024年11月28日

【あの日助けた幼い兄妹が怒濤の勢いで恩返ししてきます】

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新進気鋭の若手ドレス職人レナは、顧客の勧めで伯爵令息のエリアスとお見合いをすることに。
だけど相手はまさかの少年(15歳)!?
しかも妹と共に義両親から虐げられていると言う。

「貴族こわっ!!」

金に物を言わせ、彼と結婚する形で妹も引き取ることにしたレナ。
あくまで保護するための結婚のはずが六年後、気付けば兄妹にガッツリ囲われていて…






うん、まぁヒーローとヒロインの関係なんかは良かったんじゃないかなという感じ。
義父だけ何者だったの?という疑問が残るしアインツホルン家には無能しかないのかな?


身売りさせられそうになってる状況から救う為に保護するレナはたとえ成金だとしても要求に答えられるだけの金銭持ってるのがスゴイですね。
というか義両親に渡した鉱山ってレナ自身は偶然手に入れたものだから無くなっても困らないって言ってたけど当人達が直接宝石採掘する訳じゃないしそこで雇われてる人がいるって事でしょ?
その人達への配慮というかケアみたいなものないの?というのが譲渡云々の話ししてる時にとても気になった。
レナには無用の長物でもそこで雇われてる人達は生活かかってるじゃん?義両親が金にがめついならまともに賃金払うとは思えないんだけど…考えが足りなくて不幸になった人いない?
そしてこの鉱山の件兄妹が諸悪の根源をとっ捕まえるって成敗した後も出て来なくてどうなったのか分からないんだよね。


エリアスの妹・カリンは最初自己肯定感が低いどころか無い状態だったのによくあそこまで強かに育ったなぁと思うので一番変化があったキャラだと思います。
王太子がベタ惚れってあったからどうしてそうなったのかという過程が見てみたい。
レナの保護という名目で兄妹を助けたのにそこに邪な感情(だと思っている)を抱くのは兄妹を買おうとしているヤツラと同じになるって保護者貫こうとするけどエリアスとはたったの5歳差だからね…
エリアスの方は薄々感じ取ってはいたけど騎士団で同性の友達兼仲間が出来た事で「何だかんだ言ってレナが本命じゃーん」って言われた事でようやく自覚しそこからどうやったらレナが正しく自分と歩んでくれるのかに全力。
だがしかし、この辺りでデレデレには萌えないんですよ、という自分が顔を出し甘い言葉だけを並べる展開が好きではないので真顔になりつつあった。


兄妹2人でアインツホルン家とそこに連なる貴族を一網打尽にすべく長い年月かけて復讐劇しようとしていたのはレナに庇護される対象ではなく対等になりたかったからだと思うので報われて良かったです。
最初にも書いたけど義父、何者だったんだ…

エピローグは本編でレナとエリアスのイチャイチャが足りない人には満足だったのかもしれないけど前述したようにデレデレには萌えないのであっても無くても…という感じでした。
少数派かもしれないけど微糖好きは本編で割と充分だったんですよね。







at 10:20│Comments(0) タイトル(あ行) 

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