2024年11月29日

【廃遊園地の殺人】

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銃乱射事件で閉鎖された遊園地・イリュジオンランドへ、廃墟コレクターの資産家・十嶋庵が二十年ぶりに人々を招く。
廃墟マニアの元コンビニ店員・眞上永太郎をはじめとした招待客が、廃園の所有権を賭けた宝探しに挑戦する最中、串刺しになった血まみれの着ぐるみが見つかり…






単行本版読了済み。
でもほぼ覚えてないので新規みたいなもんです。
なんか犯人が「え?誰?」と思った記憶があるくらいなのと遊園地の地下になんか埋まってるとかだったようなくらいの薄っすらとしか覚えてません。


キャラの名前が読みにくいと単行本版の時に自分も書いていたんだけど他にもいっぱいいたようで一部名前の変更があったようです。
と言っても前の名前すら覚えてないので誰が変わったのかすら分からないんですけど(笑)

全編改稿という事なので薄っすらとした記憶しか保持していない状態でも問題ないだろうと読みすすめた結果、眞上が歩んで来た人生の方が気になるんですけど。
無駄に高い身体能力や優れた観察眼とかどう考えても普通に育ってないんだよなぁ。

一応あとがきに「廃墟探偵シリーズ」として続編が出るとアナウンスがあったのでそこでより彼の背景が掘り下げられる事を楽しみにしたい。
彼だけが唯一の生き残りという事件も詳細知りたいんですけど…


文庫版では犯人に対して存在感薄いとは思わなかったのでここも改稿で変わった部分なのでしょう。
まぁでもそもそもの発端である銃乱射事件に関しては村も運営もどっちもどっちな面があった訳で。
二人で一人(?)な十嶋庵が次はどんな姿で事件に参加するのか楽しみにしたい。
あとがきの「招待される人間には理由がある」の部分は眞上にも当てはまるのか?
そもそも今回呼ばれたのもかつて廃墟で起きた事件の生き残りというだけでほぼイリュジオンランドには関係ない人物だったじゃん?
毎回この事件の生き残りという理由で呼ばれるの…?







at 21:00│Comments(0) タイトル(は行) 

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