2025年02月14日
【神招きの庭 9】(完)

人としての二藍は消え、その後に降り立った記神は、兜坂国は滅国を避けられないと告げた。
だが鮎名は、兜坂国は滅びないと確信を持って言い切った。
なぜなら二藍が消えた後に降り立つのは本来、ひとつ前の号令神である夢現神だったはずなのだ。
だが現れたのは記神。
二藍は、滅国を避けるために策を遺していた。
己の身を真なる滅国の神とならせないため、国を救うため、『夢のうち』に籠って心を守ったのだ。
そして後は綾芽に託された。
面白かったけど全部が完全解決した大団円とは違いましたね。
ネタバレあります。
前回綾芽が物申の力を取り戻したのかと思っていたのですが違っていたようで前半はそれを取り戻せるよう心の在り方と向き合うという感じでした。
そしてニ藍が残して行った作戦は人として神を招き滅びが確定する瞬間まで誰にも手出しが出来ない場所に篭もる事でした。
これって夢現神がいなかったら出来ないから新しく号令神となる者を未来永劫出さないようにする為にはこのタイミングからしか出来なかったって事よね。
号令神が今後生まれる可能性は完全に潰せたけど今まで玉盤神に加えられてしまった元神ゆらぎは解放されないままだったから全部は救えないんだなぁと思いましたね。
で、前回の肝だった「年に招ける神の上限」これを越えると翌年確認に来る神に滅国を告げられるってあったけどこれどうなったんですかね?
それより先にニ藍が最新の号令神になる事が決まった(=滅国確定)だから見逃されたんです?
号令神として滅国を告げに来たニ藍に否を唱えて夢現神の世界に入った綾芽達が神を鎮める為に準備していたけど外の世界でやるんだと思ってたからこれまた意外でした。
そしてここに力を貸してくれる神達がいたのも今まで綾芽達がしてきた事が実を結んだ瞬間だったのでやはり最後はみんなで協力して立ち向かうという図はいいよね、と思いました。
前回生死が不明だった真白が生きていた事が分かったりしたのは良かったけどそもそも色々引っ掻き回していた玉央はそのままお咎め無し(本格的に絡んで来なかったから分からない)だったり号令神が誕生する事はないけど神ゆらぎはこれからも存在し続けるのか?とか微妙に分からないまま終わったのが若干モヤる。
まぁ綾芽とニ藍、兜坂国の物語としてみたらきっちり決着しているのでそれはまた別の話という事になるのでしょう。
本編の終わりだと物足りなさがあったので短編を挟んだ先に終章があって少しだけ報われましたがやっと触れ合えるようになった2人がもう少し見てみたかったです。
ネタバレあります。
前回綾芽が物申の力を取り戻したのかと思っていたのですが違っていたようで前半はそれを取り戻せるよう心の在り方と向き合うという感じでした。
そしてニ藍が残して行った作戦は人として神を招き滅びが確定する瞬間まで誰にも手出しが出来ない場所に篭もる事でした。
これって夢現神がいなかったら出来ないから新しく号令神となる者を未来永劫出さないようにする為にはこのタイミングからしか出来なかったって事よね。
号令神が今後生まれる可能性は完全に潰せたけど今まで玉盤神に加えられてしまった元神ゆらぎは解放されないままだったから全部は救えないんだなぁと思いましたね。
で、前回の肝だった「年に招ける神の上限」これを越えると翌年確認に来る神に滅国を告げられるってあったけどこれどうなったんですかね?
それより先にニ藍が最新の号令神になる事が決まった(=滅国確定)だから見逃されたんです?
号令神として滅国を告げに来たニ藍に否を唱えて夢現神の世界に入った綾芽達が神を鎮める為に準備していたけど外の世界でやるんだと思ってたからこれまた意外でした。
そしてここに力を貸してくれる神達がいたのも今まで綾芽達がしてきた事が実を結んだ瞬間だったのでやはり最後はみんなで協力して立ち向かうという図はいいよね、と思いました。
前回生死が不明だった真白が生きていた事が分かったりしたのは良かったけどそもそも色々引っ掻き回していた玉央はそのままお咎め無し(本格的に絡んで来なかったから分からない)だったり号令神が誕生する事はないけど神ゆらぎはこれからも存在し続けるのか?とか微妙に分からないまま終わったのが若干モヤる。
まぁ綾芽とニ藍、兜坂国の物語としてみたらきっちり決着しているのでそれはまた別の話という事になるのでしょう。
本編の終わりだと物足りなさがあったので短編を挟んだ先に終章があって少しだけ報われましたがやっと触れ合えるようになった2人がもう少し見てみたかったです。
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