2025年03月29日
【願わくば海の底で】

東北地方沿岸部のとある高校。
そこで起こるささやかな謎の中心には、いつだって彼がいた。
校舎が荒らされた前夜に目撃された青い火の玉。
プールサイドで昼食を取っていたとき、話しかけてきた同級生を水中に突き飛ばしてしまった女子生徒の真意。
テーマ不明の、花瓶に生けられた花の絵。
そして、高校卒業後大学に入学するまでの何者でもなかった2011年の"あの日"以来、私たちの前から姿を消してしまった彼自身──
これは大切なものほどなくしてしまう悪癖に悩まされ、それでも飄々と振る舞う青年が歩んだ、高校生活3年間の軌跡を辿りなおす物語。
震災で生き残った人と亡くなってしまった人の物語。
生死を分けたのはタイミングであり運だったのだなと。
菅原くんは少し普通とは違ったかもしれないけどそれでも平凡な高校生で。
美大進学が決まっていた矢先に起きた震災で行方不明に。
彼の足跡を探すでもなく探していた時に見付けてしまった事実、それが監にもたらしたものは「あの時の状況なら仕方ない」という事。
直接ではないにしろ菅原くんの死に関わってしまった宗平。
事故を起こさなければみんな逃げられたかもしれないというのは確かにあると思うけどそれはやっぱり過ぎた今だから思える事だと思うんだよね。
宗平が救急車を呼びに自ら飛び出して行った行動に間違いはなかったと思うし、残された菅原くんとおじいさんがどう行動したのかは分からないけど仮に菅原くんがおじいさんを見捨てて生き残ったとしても文句なんて誰にも言えないと思う。
異常な状況なら平時とは違い自分が助かる為に他者を切り捨てた人だってきっといたと思うんだよね…
生きているとは思えないけど本当に死んでしまったのかというどこか納得出来ないままの人の抱えた傷を毎年砂浜を掘り起こすという成果はないけど意味はある(生者がこれからも生きていく為に)行為。
これがいつか儀式になるかもといいながら参加している人達。
行方不明のままである大勢を弔うという意味でも必要だなと感じました。
震災を忘れないでいるという事も大事だと思うしね。
生死を分けたのはタイミングであり運だったのだなと。
菅原くんは少し普通とは違ったかもしれないけどそれでも平凡な高校生で。
美大進学が決まっていた矢先に起きた震災で行方不明に。
彼の足跡を探すでもなく探していた時に見付けてしまった事実、それが監にもたらしたものは「あの時の状況なら仕方ない」という事。
直接ではないにしろ菅原くんの死に関わってしまった宗平。
事故を起こさなければみんな逃げられたかもしれないというのは確かにあると思うけどそれはやっぱり過ぎた今だから思える事だと思うんだよね。
宗平が救急車を呼びに自ら飛び出して行った行動に間違いはなかったと思うし、残された菅原くんとおじいさんがどう行動したのかは分からないけど仮に菅原くんがおじいさんを見捨てて生き残ったとしても文句なんて誰にも言えないと思う。
異常な状況なら平時とは違い自分が助かる為に他者を切り捨てた人だってきっといたと思うんだよね…
生きているとは思えないけど本当に死んでしまったのかというどこか納得出来ないままの人の抱えた傷を毎年砂浜を掘り起こすという成果はないけど意味はある(生者がこれからも生きていく為に)行為。
これがいつか儀式になるかもといいながら参加している人達。
行方不明のままである大勢を弔うという意味でも必要だなと感じました。
震災を忘れないでいるという事も大事だと思うしね。
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