2025年09月21日

【夏空と永遠の先で、君と恋の続きを】

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伯父の旅館を手伝う僕は、今日も藤壺ひまり御一行様をお迎えに行く。――今日も?
ひまりの髪飾りだけが「昨日」と違ったから気づけた。僕とひまりが、同じ一日を繰り返していることに。
永遠に続く離島の夏。
僕をからかっては困らせるひまりに、いつしか僕は恋をした。僕らが想いを確かめ合った時、ひまりは悲しそうに告げた。
「君はやがてループを抜けて、その記憶を失うの」
いつか終わる二人の恋。その結末に、抑えきれない感動の涙があふれだす―






なかなか面白かったです。
だがしかしひまりのループの期間長すぎやしないか?とか終盤弾丸で海外旅行に行くシーンとか距離的に早朝出かけたとしても観光する時間ありますかね?という微妙な引っかかりもありました。
まぁこの辺気にならないならもっと楽しめると思う。


変な雲がある事から渚沙はループする世界に囚われている事に気付き、ループの影響を受けていないと思われるひまりに接触した事で動き出す物語。

その中で自分は雲の数字がゼロになればループは終わりだと知るけどひまりは永遠にループに囚われたままという事を知りなんとか一緒に未来へ進もうとするけど…

そもそもの発端の願いをかけた石。
本心からの願いじゃないと〜と仄めかされてたけどひまりのループの7200年って尋常じゃないからもう一度願った中に切羽詰ってた状況あったんじゃないかなと思うんだよね。
まぁそれを言ったら愛のパワーで抜け出すって展開にはならない訳だが。

ひまりと過ごして恋をして、短いながらも恋人として過ごすうちに湧き上がる「一緒に未来へ」という願い。
それすらも忘れてしまうと言われた渚沙はひまりにどれだけ好きかを残してループから抜けるってのも残されるひまりにはかなりキツイよなぁとちょっと思ったりもした。
このループを抜けたあとはずっとひまり視点だったから渚沙が感じたであろう空虚さとかも読んでみたかったなぁという気持ちがある。

タイムリープ系で片方だけが明確に脱出出来る期限が決まってるというのは珍しい展開ではあったかなと思います。
読みやすかったし。








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