日々の糧〜感想記録〜

なかなか面白かったけどこれからがより面白くなるんじゃないかなと思う。
続きが出るのか分からないけど。



主人公のミコトは神様を決める学校で不正を働いた者を粛清する権限を持つ特殊な立ち位置の生徒で、神様候補の一般生徒と違い叶えたい願いに見合ったポイントを集められれば叶えてもらえる特権も持っている、というキャラ。
師匠を蘇らせたい彼は粛々と違反者を始末していくけどその願いとは別に師匠を彷彿とさせるルシアに出会い彼女の味方である事を誓い陰ながら助ける事に。
ただこのルシアが神様足りうる器なのか？と聞かれたら疑問なんだよね。

生前から「他人の痛みを感じてしまう」という呪いを持っているせいでこれから解放されたいというのが理由でみんなその時が来るまで出来るだけ争わずに立ち向かいましょうって言ってる訳じゃん？
これって絶対にクラスメイトを大量に犠牲にしないと生き残れない試験がきた時キツイと思うんだよね。
まぁその時はその時で裏切り上等なのかもしれないけど。

このルシアのライバルとなるエレミアーノ。
生前は7歳だったようで高校生の身体が上手く扱えなくてすぐ転ぶドジっ子属性可愛いかもしれない。
この彼女は王族としての心得とかありそうだからこっちの方が神様は向いてるんじゃないかなと思うんだよね…

神様が具体的に何をするのか分からないけどなって終わりじゃないと思うしもしかしたらそこにも落とし穴があるかもしれないよね。


ミコトが蘇生させたい師匠はノルマのポイントが異常に高くて何者なのか、とかもあるんだけどこれは神様が各世界に派遣した端末みたいな存在じゃないのかなぁ。
次代の神様を決める世界が存在するんだから候補者を探す為のシステムがあってもおかしくないと思うんだよね。


粛清者13人のうち1人脱落したけどミコト以外は未だ不明。
今後違反者ではない者を殺そうとして自分が粛清対象になる人とかも出てきそう。
というかミコトはルシアを守ると決めてナッシェの共闘断ったけどこの後ナッシェが襲ってきた件は違反者じゃない者を殺そうとしている(未遂含む)に該当するから放っておいても狙われる側になってたよね。
まぁその前にルシアにカンニングの手助けするよう誘導した時点で有罪だった訳だけど。


神様に気に入られている制度には羽が送られるという件
ミコトの元にも届くという事は該当しているようだけと理由は何なのでしょうか。
やはり師匠が関わってる気がするんだよなぁ。