2025年11月24日

【それを世界と言うんだね】

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14歳の少女は、ある日目覚めたら自分が誰かわからず、物語管理局という時空の狭間に来ていた。
目の前には立派なお城がそびえ立っている。すると、王子を名乗る不思議な少年がやってきた。
彼曰く、お城には物語の登場人物たちが暮らしており、城主は親指姫だという。少女は自分が誰かを突き止めるため、「王子」と物語管理官として活動する。
物語管理官とは、物語の世界で不幸になった者を救うのが仕事。「マッチ売りの少女」「裸の王様」などで不幸なキャラクターをふたりで救っていく。
唯一の禁忌は、管理官は自分の物語に入ってはいけないこと。
しかし、禁をおかして王子は自分の物語と思われる「人魚姫」の世界に飛び込んでしまい―







面白かったです。

不幸になってしまった登場人物を救う仕事を通して段々とこの世界の違和感に気付き最後は…
キミノベル版も存在していてそっちではどう表現されているのだろうと思う部分もあったのでそのうち読んでみたいと思う。

王子と少女で最初はバディを組みながら不幸になってしまった人を助ける時に意外と知恵が回るのは少女の方でどうやって無理なく結末を幸福に持っていけるのかに関してそうするのか、と思っていたしそれだけでも既に面白かったのにそこからさらにひと捻り加えられていた後半はより面白かったです。


自分の物語に干渉するのは禁止とされていたのに無視した王子、ここから視点が王子に変更され自分が一体誰なのか分からなくなる所とか含め先が気になる展開でとても面白かった。
王子と少女が誰なのか、この世界にやって来たのはなぜなのかその意味が明かされた時、真に優しい物語だったのだなと分かるのも良い。

ネタ明かしの前に出てくる物語に共通する点が分かってしまうかもしれないけどそれはそれで別の楽しみ方が出来るかもしれない。


ちなみに元ネタ(?)の楽曲は知らなくても問題ないです。










at 21:00│Comments(0) タイトル(さ行) 

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