2025年12月04日

【ふつつかな悪女ではございますが 11】

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西琉巴王国の第一王子・ナディールの歓待に成功した黄 玲琳と朱 慧月、そして金 清佳。
さらに夜市で起きた麻薬騒動も、玲琳と慧月の入れ替わりで危機を脱した……のも束の間。
「わたくしたち、妓楼に潜入するのが手っ取り早いと思いますの」このまま黙っていられない三人は、黒幕の拠点『天香閣』に乗り込むことに!
気合十分で臨んだ玲琳たちは潜入して早々、妓楼の頂点に君臨する妓女『天花』に近づくのだが……「今度の新入りは、いったいどんなじゃじゃ馬だい」美しきその人は、清佳のかつての幼なじみの琴瑶で!?
排他的な妓女たち、証拠が見つからないまま迫る期限、そして次第に浮かび上がってきた衝撃の真実とは―







面白かったけどちょっと寂しい終わり方にもなってしまいました。


清佳と琴瑶の友情が感じられる回。
妓楼として芸を売っていると思っていた琴瑶が実際にやらされていた事は娼妓として春を売る事。
琴瑶としてはそんな自分見られたくなかったと思うんだよね。
堕ちた世界にいる自分と綺麗な世界(実際は別の女の戦いがある場所だけど)にいる清佳はもう交わるべきじゃないって連絡するのやめたんだろうなとか考えるとそれでも失わない輝きを最後まで持っていた人だったなと思うんですよ。
他の妓女にも必要以上に麻薬が向かわないよう手配していたし。
でももう二度と会えないと思っていた清佳に会えて看取ってもらえたのは琴瑶にとって幸いだったのではないでしょうか。


がしかしそこに潜入しようとする玲琳達は自分のお立場をお忘れでは?と思いましたね。
だって女性はもちろん男性だって潔癖な人はそんな所に行くなんて汚らわしいとか思うでしょ。
客を取るとか取らないとか関係無いよ。
事実芸を売る場所じゃなくて娼館として成立していたようだし。
そりゃあ男性陣は止める。
景影なんて薄着の玲琳(中身慧月)を見て「よし、(そんな姿を許可したやつ)殺そう」とか物騒な事思ってたからね。
よく尭明はあれで許したよ。


前回玲琳への気持ちは気の迷いとしていた辰宇。
玲琳(慧月の姿)と一緒に浴室に突入捜査する時に「浴室を使用している女性がいるかもしれない」と玲琳に言われても「この状況で捜査を躊躇う訳ない」とか返していたのに直近で妓女に迫る客を演じていた時に玲琳が少しだけ衣服を乱れさせたのは直させようとするとか「ふーん(興味のある人間の肌以外はどうでもいいって事ね)」と勝手に解釈しましたよ。


いよいよ次回から玲琳の体調についての謎が明らかになりそうです。
あとがきでシリーズ最後の〜とあったのでちゃんと終着点が見えてきているようで良かった。
今回の清佳と琴瑶の「病を得てしまっての別れ」を目の当たりにしてしまった分慧月が何としても玲琳を生かそうとするのも無理はないかなと思いました。

次回は男性陣の活躍もあるとの事なのでどうも雛女達に押されてばかりの彼らがどう描かれるのかも楽しみです。







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