2026年01月21日

【僕は花の色は知らないけれど、君の色は知っている】

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高校に入ってまもなく、ちょっとした一言で友達関係に“失敗”してしまった彩葉。
もう、すべてが終わりだ…そう思ったとき、同級生の天宮くんに出会う。
彼は、かっこよくて女子から注目されているけれど、ちょっと変わっている。
写真部に誘われ、一緒に花火を見たり、公園の噴水にはしゃいだり、ふたりきりでお昼休みをすごしたり…マイペースな彼に影響されて、だんだん自由になっていく彩葉。
しかし彼は、秘密と悲しみを抱えていた。







途中からこれ余命モノだったの?と思いながら読んていたけど違ったようで安心した←ネタバレ

なので悲恋で終わる、とか人が死ぬ展開が苦手な人も安心だよ。



中学時代の不登校と現在の高校での居場所が原因で灰色の学生生活を送っている彩葉と文字通り世界が灰色にしか見えない陽大との交流。
陽大は唯一自分に色彩を与えてくれた彩葉にかつての色を取り戻して欲しくて外側から見ているのはやめて積極的に関わりに行く事にします。

途中から彩葉が中学時代にSNSで勇気付けられていた顔も知らない友達が誰なのかとかは推測出来るんだけどテンプレ展開でも持って行き方次第ですよね。
陽大の色が見えないという件は中盤くらいまで伏せられてるけど周囲に隠したまま過ごすってなかなか不便な事もあるんじゃないかなと思ったんですよね。
写真部の先輩なんかは違和感持ってたみたいだし?
どこまでうっかりで見逃せるのかって思っていたよ。


色が見えなくなってそのうち失明するのかな?くらいは予想していたけど命の危機が出てきて「えぇ!」ってなったんですよね。
そして最終章まで彩葉とは離れ離れを選択するのでヒヤヒヤしました。
エピローグが陽大視点だったのでどの時点から彩葉を知っていて恋していたのかが分かって良かったです。
死ぬ前に彼女に色を取り戻して欲しいと思って行動した事が最終的に自分を生かす活力になるのも良かったです。
きっと彩葉と接触しないままだったら手術受けてまで生きたいと思わなかったんじゃないかな。











at 21:00│Comments(0) タイトル(は行) 

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